reportレポート

活動紹介
新潟県青年会 平成30年度第1回研修会を開催

 平成30年9月14日(金)、新潟県青年会は、平成30年度第1回研修会を開催しました。  少子・高齢社会の進展等により、福祉サービスに対する需要の増大・多様化が見込まれ、利用者本位の質の高い福祉サービスの提供が求められることから、サービスの根幹である福祉人材の確保とその育成・定着が極めて重要な課題となっている状況を踏まえ、経営者・管理者・職員それぞれが、これらの課題に対する理解をさらに深め、福祉サービスの質と量の基盤構築に向けた取組をさらに進めることを目的に、同研修会を開催しました。  「福祉人材の確保と育成・定着~その今とこれから~」と題し(株)マイナビの臼井 悟氏、原 慎一郎氏にそれぞれご講演いただきました。  はじめに、臼井氏より2019年度卒学生の就職活動の状況を説明いただいた後、「福祉系学生も専門分野だけでなく、一般企業への就職も視野に入れた活動を行っている。よりよい人材を確保するためには一般企業の採用スケジュールに合わせた採用計画を立案しなければならない」とご教示いただきました。  続いて、原氏より、新人若手職員の定着・育成について、最近の若年層の置かれている状況や傾向を説明いただきました。「新人若手職員を育てることにより、継続して発展する強い組織になっていく。育成のツールとしてOJTは有効であるが、相手に合わせた指導が重要である」とご教示いただきました。  参加者からは、「人材育成(特に若手)のコツをつかむことができた」、「若い学生が抱く福祉業界に対するイメージについて、正しく理解していることもあるが、誤解も生じていることを実感できた。その誤解を解くことが人材を集めていくうえで重要であることがわかった」といった声が寄せられました。

(報告・新潟県青年会 副会長 木村 貴明)

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