reportレポート
2017年8月3日(木)~4日(金)に、商工会館(千代田区)にて、今年度のコーチングトレーニング講座(東京会場)を開催しました。全国より36名の方々が参加されました。 講師は昨年度同様、(株)コーチ・エィ専務取締役の桜井一紀氏。講座のイントロダクションにて、参加者それぞれが自己紹介をしあい、関係性を構築しながら進められました。また少人数でのワークを通して実技やロールプレイングをすることで、理解を深めました。 「良い聞き手」になるには相手に合わせるぺーシングが大切で、言葉と言葉以外のぺーシング(ノンバーバルコミュニケーション)で相手に話をさせることが必要とのこと。初日最後には、コーチ・エィ独自の「タイプ分け」を行い、4つのタイプからまず自己のタイプを知り、その後グループで話し合い、さらにそれぞれのタイプを組み合わせたグループを作り意見交換をしました。参加者がそれぞれの立場でワークが出来、有意義な一日目となりました。 講義終了後、参加者と全国青年会や東京都青年会の関係者による懇親会を開催し、和やかな雰囲気の中で一日目を終了することができました。 二日目は、参加者同士も打ち解けたこともあり、実演・実習を取り入れての講義はより活気あふれるものとなりました。午前の「やる気と信頼の醸成」の講義においては、相手を入れ替えての対話、傾聴のエクササイズを行いました。午後は「タイプ分け」を利用して、相手を動かす関わりのレパートリーを増やすことを学びました。 二日間に凝縮された今回の講座により得たものを各法人に持ち帰り話し合うことで、職員満足度・サービスの質・利用者満足度の3つの向上を目指す「コーチング」という手法を活用できるのではないでしょうか。
(報告 島田 幸治委員(群馬県)
・鹿志村 茂委員(茨城県))