reportレポート
リニューアルされた全国青年会のホームページにおいて、『It starts from here!!!』と題し、新たなコンテンツの配信を10月2日(月)よりスタートします。 昨今、社会福祉法人関係者のなかで、「レゾンデートル(存在意義)」というワードをこれほど耳にする機会はなかったのではないでしょうか。また、「地域における公益的な取組」、「地域共生社会」といった新しいワードも次々と出てきています。 レゾンデートルという言葉がこれほどまでに発せられるその背景、動機、危機感については、多くの社会福祉法人関係者の方とも言わずもがなであり、共有できていると思います。ですが、レゾンデートルをどのように発揮していくか、そのソリューションを持っているという方は少ないのではないでしょうか。 私たち社会福祉法人の存在価値をより一層高めていくためには、今回の「社会福祉法改正」という大きな変化を好機ととらえ、社会に対してまっすぐ向き合い、社会にとっての新しいレゾンデートルの形を模索し、発信し続けなければなりません。そういう意味で、社会福祉法人を取り巻く現状は、「終わりではなく、ここからが始まり」ということだろうと思います。 このような思いを込めて、『It starts from here!!!』と題し、本ホームページにおいて新コンテンツをスタートさせることとしました。 全国青年会会員の皆さんに、タイムリーかつ興味をもっていただける企画を今後も展開してまいります。 『It starts from here!!!』 第一弾として10月より「PR・広報」をテーマとし、株式会社ジェーワン 専務執行役員・プロデューサー 大柳満様より『広報のい・ろ・は』というタイトルで連載いただきます。 PR・広報については、これまでは私たちにとってなじみの薄いものでもあったかもしれません。従来と同じように、ホームページの更新や広報誌の作成、配布などはやっていても、PR(パブリックリレーションズ)をしっかり意識している、その手法を取り入れている、といった方は少ないのではないでしょうか(私もその一人です)。しかし、人材確保や、法人の所在する地域におけるブランディングにとって、PRは大変重要なツールであり、私たちが行っている様々な事業や取り組みが、社会とどうつながっているのか、どう役立っているのか等について、私たちのほうから発信することは、これからの時代、とても大切なことです。 このような背景を踏まえ、本コラムはPRのノウハウから実践、そして会員の皆様からのご質問にもお答えする内容となっております。 また、大柳さんは、様々なソーシャルマイノリティの方たちも、自然に暮らすことのできる「まぜこぜ」の社会をめざした「Get in touch」のPR担当理事・プロデューサーも兼任されており、私たちが行っている社会福祉事業と親和性のある活動も展開されています。 会員の皆さまにとって、お役に立つ内容となっておりますので、ぜひご覧ください。 株式会社ジェーワン(http://www.jone.jp/index.html) Get in touch! PROJECT(http://getintouch.or.jp/)
回 | 発行日(予定) | テーマ(案)/概要(時勢によって内容を変更する場合があります) |
1 | 29年10月2日 | 第1回:広報の「い・ろ・は」 ➡PRの意味/PRの目的/PR・広報と広告の違い |
2 | 29年12月1日 | 第2回:広報の「い・ろ・は」 ◆メディアを知る① ➡新聞・通信社とは/雑誌とは ◆広報・PR Q&A |
3 | 30年2月1日 | 第3回:広報の「い・ろ・は」 ◆メディアを知る② ➡テレビ・ラジオとは/WEBとは ◆広報・PR Q&A |
4 | 30年4月2日 | 第4回:広報の「い・ろ・は」 ◆ニュースとは?(ニュースの10のツボ) ◆広報・PR Q&A |
5 | 30年6月1日 | 第5回:広報の「い・ろ・は」 ◆プレスリリースを作る ◆広報・PR Q&A |
6 | 30年8月1日 | 第6回:広報の「い・ろ・は」 ◆様々な情報発信手法 ◆広報・PR Q&A ◆あとがき |
(総務広報委員会 委員長 村木 宏成)