reportレポート
平成29年10月26日(木)に、メルパルク長野にて、平成29年度関東・甲信越静ブロック定例勉強会を開催しました。当日は47名の参加がありました。 まず、本会の塘林会長による講義Ⅰ「これからの社会福祉法人と青年会に求められるもの」があり、社会福祉法人制度改革が行われた意味、公益法人としての在り方や今後の果たすべき役割、そのうえで青年会に求められることについて講演されました。 つづいて、柏崎刈羽福祉事業協会法人本部の西川 伸作事務局長をお招きし、「中長期計画の策定について」語っていただきました。自法人の中長期計画策定に取組んでわかったこと、職員とのやりとりで実感したこと、計画の重要性等を、様式例を参考に取り上げつつ講演いただきました。 最後に、「単独・複数法人の連携による地域公益活動について―社会福祉法人、そして公益法人へ」という題で社会福祉法人佛子園の村岡 裕常務理事にご講演いただきました。施設事業単体の取り組みだけでなく、「福祉」から「地域」を作ること、地域連携の必要性を、佛子園の実例を通してお話しいただきました。 研修終了後、参加者からは、「中長期計画策定について生の声を聞くことができて、今後どのように進めていけばよいか参考になった」「福祉からまちづくりをする観点は、とても大きいテーマで私たちの考える世界よりはるかに大きな取り組みであった」「『ごちゃまぜ』から作り上げることは、自らが行動を起こし制度が後からついてくる。共生型サービスもその一つであると思った」「社会福祉法人が、公益事業の取り組みをもっとPRすることにより、地域から必要とされる法人であることを伝えていきたい」などといった声が上がりました。
(報告・長野県青年会 会長 斎藤 優希(敬老園))