reportレポート
令和2年2月12日(水)~13日(木)の2日間、全国青年会は「令和元年度 専門講座(第2回)を開催し、全国各地から計87名の参加を得ました。
本研修会は、「ダイバーシティの時代に合わせた人材確保~「広報力」×「実践力」を発揮する~」をテーマに、多様な人材が働きたいと思えるような広報のあり方、とくに、若者(学生)の目線に立った人材確保におけるPR・集客手法や採用プログラムの設計、組織の中で多様性を育むために必要となる視点、ダイバーシティを最前線に置いた人材確保・定着・育成のための実践力などを中心に学びました。
≪本研修会の概要を紹介!≫
【1日目:前半】
◆テーマ
「ダイバーシティの時代に合った“人”が集まる広報のあり方」
◆講師
学校法人近畿大学 総務部広報室 課長代理 髙橋 智子 氏
◆内容
・とくに、近畿大学が広告・広報を展開するうえで、「目標を明確にすること」、「変化をおそれないこと」、「必要なことにはきちんと投資をすること」をきちんと意識していくことで、若者、学生や地域の多様な人を魅了する広報実践につながることが理解できた。
【1日目:後半】
◆テーマ
「多様性を育む人づくり・街づくりの実践~多世代型介護付きシェアハウスはっぴーの家ろっけんの取組をもとに~」
◆講師
株式会社Happy 代表取締役 首藤 義敬 氏
◆内容
・とくに、首藤氏に説明いただいた、地域の多様な方々をいかに巻き込み、街ぐるみでどのように「あたりまえをリノベーションしていくか」という視点は、社会福祉法人の次代を担う経営者にとって大いに参考になる内容であった。
【2日目】
◆テーマ
「若者(学生)の価値観の変化にあわせた人材確保の実践」
◆講師
株式会社Join for Kaigo 代表取締役 秋本 可愛 氏
◆内容
・若者(学生)の就職に関する価値観の変化や新卒採用市場に関する最新動向について学ぶことができた。
・また、グループワークをとおし、参加者の採用活動に関する意識化を図ることで、各法人の採用に係る現状と課題を明確化するとともに、他法人の採用活動を知ることにもつながった。
≪参加者からの主な声を紹介!≫
◆株式会社Happyの首藤氏の講義を聞き、首藤氏が実践した事例をとおし、福祉現場で働くスタッフの多様な働き方や生活のあり方に必要となる視点も学ぶことができた。
◆株式会社Join for Kaigoの秋本氏の講義を聞き、若者(学生)の心に響く採用活動・広報実践に必要な視点は、自法人の今後の採用活動・広報実践に非常に参考になる内容であった。
(報告・全国青年会事務局)