reportレポート
平成30年5月18日(金)、「平成30年度九州ブロック社会福祉法人経営青年会総会・セミナー(会場:インペリアルパレスシティホテル福岡(福岡県福岡市))」が開催され、九州各県より64名の参加がありました。 本総会では、冒頭、福岡県経営協 平田直之 会長(全国経営協 制度・政策委員長)より全国経営協の動向について説明いただいた後、平成29年度事業報告ならびに決算報告、役員改選等について審議されました。 続くセミナーでは、はじめに、全国青年会 塘林敬規 会長より「地域の期待に応えるために~地域共生社会に向けた制度動向と本会の取り組み~」と題し、青年会設立時の諸先輩方の想いや現在に至るまでの経緯、いま求められる青年会の役割と使命について、参加者とともにあらためて共有しました。 第2部は、NPO法人九州プロレス 代表理事 筑前りょう太 氏より「九州ば元気にするバイ!!」と題し、ご講演いただきました。 九州プロレスは、2008年の福祉施設訪問をきっかけに、毎年、九州各県内の福祉施設を継続的に訪問をされており、昨年は276施設に訪問されています。また、青少年健全育成活動として、不登校の小中学生を対象に毎週金曜日「プロレス授業」を開催し、肌を通して、生きることのすばらしさや人と関わることの楽しさを伝える活動を展開しています。 講義のなかで、「プロレスラーになりたい」という夢を実現するため、失敗や挫折を繰り返しながらも幼少の頃から抱く「プロレスラーになる」という夢を実現した筑前氏の『想いを実現するためには、自分の目標に対し厳しい課題を設定すること』という力のこもった発言が強く印象に残っています。 私たちの仕事も、紆余曲折、簡単に成功することばかりではありませんが、明確な目的・目標を持ち、福祉を必要とする人たちを支援するという使命(想い)を実現していかなければならないと痛感しました。
(報告・福岡県青年会 会長 安河内 達(三活会))