reportレポート
2018.3.22
佐賀県青年会 平成29年度 先進的視察研修会を実施
佐賀県青年会は、平成30年2月26日(月)~27日(火)にかけて、「平成29年度 先進的視察研修会」を開催しました。8名が参加し、熊本県の社会福祉法人 肥後自活団(熊本市)と天水福祉事業会(玉名市)の2法人へ伺いました。 1日目は、肥後自活団が経営する障害児入所施設「大江学園」を視察しました。 まず、全国青年会会長でもある塘林施設長より概要や取り組み内容について説明いただき、施設内を見学しました。 大江学園は「通過型」の入所施設であり、入所した子どもたちの可能性を最大限まで引き出し、社会で活躍できる人材として学園から送り出すことを目標としています。塘林施設長のもと、課題を抱えた利用者も安心して生活できる家庭的な環境を整えようと、職員それぞれが試行錯誤しながら支援に取り組まれている様子に感銘を受けました。 2日目は、天水福祉事業会を視察し、地域に根差して取り組まれている多機能な事業をご紹介いただきました。 天水福祉事業会は障がいを持った方々が暮らしやすい地域環境づくりに重点を置いています。 「障害者だけでなく高齢者や児童等、社会的弱者に対して地域全体の理解を醸成し、協力体制を作り、全てのニーズに応えることがもっとも大切ではないか」という考えから「福祉の里」作りをめざすマスタープランを作成し、その理念が職員一人ひとりにいきわたるよう配慮されていました。国友 龍理事長のもと、職員の人材育成にも努力されているそうです。 今回の視察研修では、社会福祉法人として求められる役割や果たしていく役割を再認識することができました。視察をお受けいただいた肥後自活団様、天水福祉事業会様に感謝申し上げます。
(報告・佐賀県青年会 副代表 森田 剛(花木庭会))
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