reportレポート

活動紹介
全国青年会 さらなる組織強化に向けた勉強会を開催

 平成30年8月30日(木)、全国青年会は、ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイ(熊本県熊本市)にて、「さらなる組織強化に向けた勉強会」を開催しました。

 同勉強会(参加対象:都道府県推薦委員、中央推薦委員)は、「近未来の社会福祉・社会福祉法人のあり方をいま一度考える ~経営協との連携・協働のあり方とともに~」と題し、青年会を設立した私たちの先達方が何を想い青年会を設立したのか、設立にいたる背景や社会福祉に対する熱い想いを理解するとともに、いま私たちが果たすべき役割と使命、また経営協・青年会間における連携・協働のあり方について考えることを目的に開催しました。  講義Ⅰでは、社会福祉法人慈愛園 理事長の潮谷 義子氏(前熊本県知事)より、「次世代への挑戦」と題し、社会福祉を取り巻く動向を踏まえ、地域共生社会の実現を向けて、社会福祉法人がどのような役割を担っていくべきかについて、説明いただきました。また、「エビデンスのある政策提言をこれまで以上に積極的に行ってほしい」といった青年会への期待、熱いメッセージをいただきました。  講義Ⅱでは、全国経営協 副会長の武居 敏氏(全国青年会初代会長)より、「全国青年会の設立の背景といま青年会に求められるもの」と題し、青年会設立の経緯とめざしていたものについて、社会福祉の「経営管理」に対する考え方の変遷とともに詳しく説明いただき、また、次代を担う者として積み重ねるべき経験・実践について、ご教授いただきました。  講義Ⅲでは、前熊本県健康福祉部 障がい者支援課長の奥山 晃正氏(現厚生労働省保険局医療課課長補佐)より、「熊本地震における支援の現状・課題とネットワークの重要性」と題し、熊本地震時の支援活動に対する成果と課題について振り返りながら、社会福祉法人がネットワークを形成し、スピーディーに災害支援活動を展開する体制を平時から整えることの重要性について、解説いただきました。  同勉強会を通じて、次代を担う私たちが、あらためて社会福祉法人の源流といま置かれている現状を理解し、社会から必要とされる存在であり続けるための行動と実践を積み重ねていくことが重要であると強く認識しました。  引き続き、会員の皆さまとともに積極的に研鑽し、リーダーとしての資質を向上させていくことができるよう、全力を尽くしてまいります。

(報告・全国青年会会長 塘林 敬規(肥後自活団))

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