reportレポート
2018.7.19
全国青年会 基礎講座を開催
~次代の社会福祉法人経営に向けたマネジメント力の向上~
平成30年7月9日(月)~10日(火)、全国青年会は、TOC 有明コンベンションホール(東京都江東区)において、「基礎講座」(参加者数:118名)を開催しました。
はじめに、全国青年会 塘林 敬規会長より、地域共生社会の実現に向けて、社会福祉法人に求められる役割と、本会の取り組みについて説明がありました。 講義Ⅰでは、㈱エヌキューテンゴ代表取締役の齋藤 志野歩氏より、「まちづくりの系譜とコミュニティデザイン」と題し、これからのまちづくりについて、社会福祉法人がその中核を担いながら、“自由”と“共生”を兼ね備えたまちづくりをめざしていかなければならないことをご教示いただきました。その後、NPO法人茨城県経営品質協議会理事の鬼澤 慎人氏より、「良きリーダー」となるために必要不可欠な視点について解説いただきました。 2日目には、監査法人彌榮会計社代表社員の林 光行氏より社会福祉法人の経営者・管理者が最低限身につけておくべき基本的な財務の知識について、その後、㈱ジェーワン専務執行役員プロデューサーの大柳 満氏より法人の魅力を伝えるために必要な「広報のい・ろ・は」についてそれぞれ説明いただきました。最後に、あおば社会保険労務士法人代表の藤原 英理氏より、労使トラブルを未然に防止するために必要な取り組みについて、具体的な事例を交えながら解説いただきました。 同講座の多くは、座学による知識の吸収のみならず、より実践的な手法やノウハウ等の習得を目的とした内容となっており、参加者からは、好評を得ることができました。 本会は、研修内容のさらなる充実に向け、引き続き検討を進めてまいります。
(報告・全国青年会研修企画委員会 委員 中石 圭(長寿会))
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