reportレポート
全国青年会 制度・政策委員会 共生社会推進チームでは、「社会からの信頼と期待に応える取組の推進」を重点目標に活動を行っています。 この度、社会福祉法人の地域における公益的な取組の一法人一実践への一助として「地域共生社会実現のための『戦略的社会性』による実践展開」を取りまとめました。 今回作成した報告書には、福祉組織経営への悩み事へのヒントがたくさん詰まっています。 全7章で構成されており、各章の概要は以下のとおりです。関心に合わせて、どの章からでも読めるようになっていますので、是非ご覧ください。 1章 はじめに 本報告書の構成について全体像が把握することができます。 概要:研究背景と問題意識、研究目的と研究方法の紹介 2章 先行研究 地域共生社会実現に向けての社会福祉法人の戦略に関する8つの先行研究の概要を紹介するとともに、社会福祉法人の「戦略的社会性」について説明しています。 概要:8つの報告書等に関する要約、戦略的社会性の説明 3章 分析枠組み 本チームの検討で使用した実践の「先鋭化」ワークシート等、事例分析枠組みについて紹介しています。 4章 事例分析 地域共生社会実現に向けての社会福祉法人の実践事例を3つ紹介しています。 1.社会福祉法人すこやか福祉会 2.社会福祉法人東北福祉会 3.社会福祉法人桃林会 5章 事例分析からの考察 3つの実践事例について、3章で紹介した分析枠組みを活用して「先鋭化」する過程をまとめています。 6章 SDGsを意識した社会福祉法人の経営 本チームで社会福祉法人の戦略の対象を検討する過程で、利用者・地域・国を超えた世界全体に目を向けた戦略構築のため、SDGs(持続可能な開発目標)にも注目し、検討した内容を取りまとめています。 概要:SDGsの基本的な概念、社会福祉法人とSDGsの関連性(親和性) 7章 おわりに また、「地域共生社会実現」にむけた本チームの問題意識や検討プロセスとともに、報告書で言及している以下のキーワードについても分かりやすく紹介する動画も制作しました。是非ご覧ください! ●共生社会実現の具体策 ●イノベーション ●SDGs ●事業戦略の構築 ●戦略的社会性 ●実践の先鋭化