reportレポート
令和元年9月3日(火)~4日(水)の2日間、「令和元年度石川県社会福祉法人経営者協議会・青年部合宿研修会」を開催し、20名が参加した。
本研修会は、次代の社会福祉法人経営を担う人材の育成・資質向上に努め、会員相互の交流、連携を深めるとともに、時代の変化に対応しながら社会福祉や社会福祉法人をめぐるさまざまな課題の解決まで導くことができる実践力を養うことを目的としています。
以下、2日間の講義内容等の紹介をします!
≪1日目研修テーマ・内容等を紹介!≫
【講義①テーマ】
外国人技能実習生を受け入れて
【講義①講師】
特別養護老人ホーム福寿園 施設長 端 久美 氏
【学びのポイント】
外国人介護人材の受け入れの仕組みや、技能実習制度についての説明、受け入れにあたり福寿園が実施したこと等について説明。
【講義②テーマ】
SDGsを理解、体感するワークショップ
【講義②講師】
国連大学サスティナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット事務局長 永井 三枝子 氏
【学びのポイント】
演習を交えながらの講義を実施した。持続可能な開発目標であるSDGsができた背景や、SDGsの17のゴール(開発目標)の詳細説明を受けた後、グループに分かれ現実を想定したゲームを行った。永井氏からの「思いきって声を出して働きかけることで全体が動く」というアドバイスのもと、ゲーム参加者同士が、目標達成に向けて積極的な行動をとることができるようになり、つながることの重要性などを学ぶことができた。
≪1日目の参加者からの主な声を紹介!≫
◆とくに、講義①において、技能実習制度の意義を改めて理解できた。また、技能移転を目的とした育成の機会を通じ、長期的には日本人介護職員の成長が期待できることが一つのメリットではないかと感じた。
≪2日目の研修内容等を紹介!≫
【主な講師】おまめ舎 代表 久木 氏
【学びのポイント】
観光案内や食事、お土産の購入などができる「1の1NONOICHI」を拠点とした街づくりについて説明いただいた。その後、ボランティアガイドの方々の案内を受け、街並み(旧北国街道)の視察を行った。いずれも地域と密着しながら街づくりに取り組んでおり、人と街のつながりを大切にした取組を学ぶことができた。
(報告・石川経営協青年部 事業部メンバー
勝裕 健司)