reportレポート
令和5年6月23日(水)、埼玉県青年会は、令和5年度第1回全体会・研修会を集合形式で開催しました。
- 全体会
冒頭、埼玉県社会福祉法人経営者協議会の池田徳幸会長よりご挨拶を頂きました。
ご自身の経験をもとに、青年会では仲間づくりができるような研修を企画していることをご説明いただき、激励のお言葉をいただきました。
続いて、経営青年会馬場会長を議長として議事を進行いたしました。
水村青年副会長より令和4年度事業報告ならびに令和5年度事業計画(案)について、詳細な説明がなされ、原案どおり承認されました。
最後に、令和5年度役員体制の補足説明があり、新たに名栗園の阿部氏(高齢)が副会長に就任されました。
- 研修会
テーマ:人材育成のための伝え方・コミュニケーション~夢と希望を語り、相手に届ける伝え方~
講師:長崎大学准教授 スピーチコンサルタント 矢野 香 氏
久々の参集型研修となった今回は、「最強リーダーの話す力」の著者でありスピーチコンサルタントの矢野香氏をお招きし、リーダーとして自分の想いを相手に届ける方法についてお話いただきました。
リーダーとしての立ち居振る舞いを学ぶことを、著名人の変化をもとにご説明いただき、話す内容だけでなく「話し方」がいかに重要なのかを知ることができました。グループワークでは、5年後のリーダー像を3択(親しみやすさ、活動性、社会的望ましさ)から選び、セルフ・パペットを作ることを意識しながら自己紹介するということを実践しました。相手に持たせたい印象を明確にすることで、振舞い方が変わるということを、事例を交えながらお話いただきました。
スピーチでは「何を言ったか(内容や言葉遣い)」と「どのように言ったか(身体(表情、姿勢、態度、服装)と音声(声の高さ、大きさ、話す速さ))」が重要となります。通常、「何を言ったか」だけにフォーカスしてしまいがちですが、「どのように言ったか」を意識することで、自分の言葉が相手により明確に届くことを知りました。
最後にスピーチの内容について、①感謝②共感③約束を伝えること、そして「PREPLP法」というスピーチの組み立て方を学びました。90分というわずかな時間でしたが、新しい発見を多く得た研修となりました。
今後も、福祉に限らない学びを得られる場として、青年会の研修を企画してまいります。次回研修にもぜひお越しください。