reportレポート
令和3年12月16日(木)、栃木県経営協ならびに青年会は、「社会福祉法人経営者研修会」をオンライン(Zoom)で開催しました。
本研修会は、オンラインを活用した社会福祉法人の効果的なPRを考えることを目的とし、以下2部構成で参加者とともに学びを深めました。
≪第1部≫
「社会福祉法人における広報の意義とオンラインツールの活用について」をテーマに、全国経営協ならびに全国青年会 事務局の野口 晃平 氏(全国社会福祉協議会 法人振興部)にご講義いただきました。
とくに、社会福祉法人になぜ「広報(PR)」が必要なのかという課題背景を共有いただき、全国経営協が主催する「社会福祉HERO‘S」といった各種PR事業をとおし、ターゲットごとに効果的かつ戦略的なPRの方法などをお話いただきました。
また、オンラインツールの効果的な活用している社会福祉法人の事例も取り上げていただき、ターゲットや目的を明確にしたPRのポイントについて学びを深めました。
≪第2部≫
栃木県内において、オンラインツールを積極的に活用した社会福祉法人の事例紹介を行いました。
当日は、社会福祉法人同愛会、社会福祉法人渡良瀬会、社会福祉法人京福会の3法人の取組を紹介いただき、具体的な効果やオンライン特有の課題等について共有いただきました。
また、初の試みとして、社会福祉法人太陽の里福祉会にご協力いただき、「ライブ施設紹介」を行いました。
新型コロナウイルスの感染者数は全国的に減少しているものの、変異株などの脅威がある中で対面以外の有効な方法を模索した結果、法人・施設を「ライブ中継」で紹介する方法を実施しました。
コロナ禍で、オンラインツールの活用が加速している中、今回の研修をとおし、社会福祉法人の「好感認知」を高めるために、効果的かつ戦略的なPRのあり方を模索していきたいと考えました。
(報告:栃木県青年会 阿由葉 洋平)